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第6師団・神町駐屯地で創立記念行事


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 山形県東根市神町(じんまち)にある陸上自衛隊神町駐屯地で、4月15日、第6師団創立56周年・神町駐屯地創立62周年記念行事が行われ、招待客、市民ら約8,000人が訪れました。
 神町駐屯地は、東西約3キロメートル、南北約1キロメートル、外周約8キロメートルの総面積約174万平方メートルの広さ(東京ドーム約37個分)があり、陸上自衛隊の駐屯地としては6番目の広さを持つ駐屯地です。神町駐屯地には、第6師団司令部、師団隷下9個部隊、東北方面隊直轄6個部隊、大臣直轄2個部隊があり、約2,600人の隊員が日夜訓練に励んでいます。

 当日の観閲式では、第6師団長 清田安志陸将が観閲式参加部隊の隊員を前に、「わが国の平和と独立、国民の生命と財産を断固として守り抜く」決意を述べました。また吉村美栄子山形県知事や衆・参国会議員らが祝辞を述べました。 
 観閲行進では、第6音楽隊が勇壮な音楽を奏でるなかで、軽装甲機動車、牽引された榴弾砲、多用途ヘリUH-1J、対戦車ヘリAH-1Sなどが続き、隊員993名、車両175両、航空機4機が来賓や市民らを前に威風堂々の行進を行いました。最後に74式戦車が地響きと轟音を立てながら勢い良く観客の前を通りすぎました。
 戦闘訓練展示では、ヘリコプター、オートバイによる偵察に始まり、榴弾砲を発射し、第6飛行隊は多用途ヘリUH-1Jから空挺降下を行いました。そして戦車や装甲車からの砲撃や機関銃の発射を行いながら突撃が行われ、敵陣地を制圧する実戦さながらの戦闘訓練を見せました。
 会場では、陸上自衛隊が使用する偵察オートバイ、ヘリコプター、戦車、油圧ショベルなどの装備品展示が行われました。74式戦車の体験搭乗やゲームのコーナーには長蛇の列ができていました。当日は神町駐屯地内の桜が咲きほこり、大勢の市民で賑わいました。

「参考」
 神町駐屯地の歴史は、太平洋戦争中の昭和19年(1944)に、「神町海軍航空隊」として設置され、予科練の操縦教育が行われ、昭和20年(1945)の敗戦後は、米軍が進駐し、日本に返還される昭和31年(1956)6月まで、「神町キャンプ」として拡張整備が行われました。同年12月に青森の第20普通科連隊が移駐し、「神町駐屯地」に名称を変更しました。
 第6師団は、昭和37年に第6管区隊から山形・秋田・宮城・福島を警備地区とする師団(3個普通科連隊)として編成され、司令部が福島駐屯地から神町駐屯地に移動し、開設されました。平成11年に、防衛警備担当地域が山形・宮城・福島の南東北3県となりました。平成18年には、第6師団は即応性と機動性を向上させた「即応近代化師団」に改編し、平成22年には、第6化学防護隊が増強し、第6特殊武器防護隊となるなど、様々な部隊改編を経て現在に至ります。
 
(2018年4月16日11:50配信、4月21日10:13最新版)