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「ワークライフバランスの実現」を目指す出前講座


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 家庭と仕事の両立やワークライフバランスの実現について考え、家庭を持ち安心して子育てするための基盤となる家庭教育の推進と充実につなげることを目的に、5月11日、南陽市の株式会社三陽製作所で「家庭教育出前講座」が開催されました。
 主催したのは、山形県教育委員会と株式会社三陽製作所で、平成30年度学校・家庭・地域の連携協働推進事業として実施されたものです。今回の講座では、山形県家庭教育アドバイザーの小野卓也氏が「仕事X家庭=もっと"HAPPY"になるワークライフバランス講座」と題して、50分間の講演をおこない、同社社員約95人が参加しました。
 小野氏は、長井市草岡にある洞松寺住職で、奥様が単身赴任の中で、「主夫」として3人の子供の子育てをしている中で、自身の体験を交えながら、家庭と仕事の両立をどう図っていくかなど、具体的なアドバイスを行いました。その中で、一般的なものの見方として、「好き、嫌い」で物事を分類しがちですが、東大生のものの見方として、物事をすべて同じ階層で分類し、すべてが構造的・有機的に結びついている、「あれの考え方をこれに応用できる」という発想に変えることで、「新しい気づきを得てそれを活かすことができる」として、それが「学び」であると述べました。
 また仕事も家事にも使える応用力として、例えば「暗記力」では、顧客の名前(仕事)と置き場所(家事)、「要約力」では、説明(仕事)と、家族に頼む(家事)などがあり、ほかに、「場合分け力」、「身体能力」、「マネジメント力」、「瞬発力」などの例を紹介しました。
 講演の中では、ペアになってお互いの長所、特技の共通点を見つけ、見つかったら、その共通点と自分の名前を書いて相手に渡すという「長所マッチングゲーム」を行い、会場は和やかになりました。最高で10枚を交換した人もいて、「共感力」に高い能力を持つことを証明していました。
 小野氏は応用力を身につけるには、十分な睡眠や、バランスの良い食生活、運動、笑い、内省などを通しての「心の余裕」や、趣味、地域活動、ボランティア、交友、恋愛など、「人と関わる余暇活動」、掃除や育児などを通して、仕事から家事、家事から仕事への相乗効果を発揮することが重要であると述べました。

(2018年5月11日18:45配信)