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山形大学発ベンチャー企業(株)アルファテック設立


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 6月1日に開所した「山形大学有機材料システム事業創出センター」(YBSC、米沢市アルカディア)から、1社目となるベンチャー企業が設立され、7月4日、米沢市役所で記者会見が行われました。同センターは、山形大学と米沢市などとの共同提案により文部科学省の地域科学技術実証拠点整備事業として整備されたものです。
 はじめに、飯塚博山形大学米沢キャンパス長、中川勝米沢市長がそれぞれ挨拶を行いました。
 同センター1社目となったのは、山形大学発ベンチャー企業の株式会社アルファテック(駒井雄一代表取締役、2018年6月20日設立)です。通常の米粉と違って水を加えただけで炊飯しなくてもよく粘る「アルファ化米粉」を高品質、低コストで製造し、小麦アレルギーに対応し、グルテンフリーの食品市場への参入を目指す会社となっています。
 山形大学学術研究院の西岡昭博教授は、アルファ化米粉の特徴を説明し、通常の米粉にアルファ化米粉を加えて生地にすることで、従来は不可能だった米粉100%の製パン技術を開発しました。この技術開発の過程で「山形大学法」と呼ばれる、温度制御した臼で通常の米を粉砕するだけで瞬時にアルファ化米粉を製造する画期的な方法(温度制御型粉砕法)を発明しました。
 この方法は、多量の水を用いて炊飯した後に、急激な乾燥と粉砕が必要だった従来法に比べ、簡便さと経済性、殺菌効果や高品質といった点で優れ、この製造方法は特許を取得しました。
 設立された株式会社アルファテックは、山形大学国際事業化センター内(米沢市)に置き、資本金は500万円、現在、社員数は3名で、今後、アルファ化米粉や製造設備の販売等を手がけていくとしています。

(2018年7月5日14:10配信)