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小松皇大神社 獅子が町内を巡行、平和と安全を祈願

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 川西町上小松にある小松皇大神社(蔵田国順宮司)で、9月16日、獅子が上小松南区内を巡り歩く伝統行事、「獅子巡行」が行われました。同神社の獅子は長井市の黒獅子の流儀を引き継いでおり、獅子巡行は大正末期頃から始まったもので90年余りの歴史を有しており戦時中も続けられました。
 当日は朝6時から同神社で神社役員らが参列する中、出御祭が執り行われました。今年の獅子頭は、2回目となる佐藤弘貴(ひろたか)さん、警護(けいご)は、4回目の橋本一則さんが務めました。獅子は1年の眠りから覚めて、あたりをジロッと見回します。それは魂が宿るようなリアルな動きです。
 記念撮影が終わると、獅子は町中に繰り出しました。今年3月に逝去した同神社前総代長の故松浦衞氏宅前では、獅子や総代らが故人の功績を偲びました。
 獅子は、各家の玄関先で待つ人々から出されたお酒をいただき、初穂やスルメをその大きな口の中に飲み込みました。人々は獅子の大きな口の中に頭を入れて、家内安全や子供の健やかな成長を祈っていました。
 所々で、獅子やお囃子連は休憩を図りながら、12時間余りかけて午後8時頃に、町内約350戸を回り切りました。 
 午後8時過ぎ、小松皇大神社鳥居の前で獅子と子供神輿が交互に登場しました。そして獅子、子供神輿、観客を交えて祭りはいよいよクライマックスに達します。午後9時過ぎ、宮入りを促す警護と獅子が力比べを行い、遂にお宮入りとなりました。獅子と警護がポーズを取ると、観客は携帯やビデオで撮影を行っていました。
 最後に還御祭の神事を行い、神職が獅子連や子供神輿参加者に対してねぎらいの言葉をかけ、全員で万歳三唱をして今年の獅子巡行を無事に終えました。獅子巡行によって、今年も小松皇大神社と地域が一体となった大きな感動のドラマが繰り広げられました。

(2018年9月17日17:00配信)