newtitle

酒造資料館東光の酒蔵 仕込蔵展示をリニューアル

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得


 米沢市大町2丁目にある酒造資料館東光の酒蔵(小嶋彌左衛門館長)で、10月31日、仕込蔵展示をリニューアルし、お披露目式が開催されました。
 同館は昭和59年4月、日本酒の理解を深めてもらい、米沢市を訪れた観光客に観覧してもらうことを目的に開館し、今年35年目を迎えました。昨年は売店の整備を行うなど、数年前より内部の充実を図っていますが、今回の仕込蔵展示のリニューアルもその一環です。
 今年に入り、米沢市内で漬物業を営んできた永井長吉さんより6尺木桶を利用できないかという話があり、同館ではこれまで展示していたホーロータンクに替えて、6尺木桶17個を展示したものです。
 お披露目式では木桶を寄贈した永井長吉さんやリニューアル工事に当たった業者らが小嶋彌左衛門館長より感謝状が贈呈されました。その後、テープカットが行われ、リニューアルを祝いました。

 木桶は容量が5000ℓあり、漬物用としてこれまで100年間使用されてきました。高さと上部の幅が6尺(約1.8メートル)あり、重さは600〜650キログラムです。先頭の木桶は、明治41年10月31日製造と記載され、この日がちょうど110年目の誕生日でした。
 長年の使用により傷んだ木桶は、大阪市堺市にある株式会社ウッドワーク(上芝雄史代表取締役)の指導で、全て手作業で清掃、補修が行われ、最大7回にわたる柿渋の重ね塗りを行ったことで艶のある黄色となり見事に蘇りました。
 焼却寸前だった満110歳の木桶は次の100年を生きる展示となり、酒造資料館の魅力がなお一層高まりました。

(2018年11月1日10:00配信)