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個性的な空間と人間美のある色彩感、遠藤一成展

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 米沢市を拠点に絵画の作家活動を行っている遠藤一成さんの展覧会が、11月9日から18日まで米沢市のギャラリーパセオ(米沢市桜木町2)で開催されています。同ギャラリーでの個展は3年ぶりのことで、遠藤さんの作家としての成長や興味の対象、関心の移り変わりを知ることができます。
 今回展示したのは、約30点です。2017年は明るく、柔らかな形と色を用いた抽象的な世界が広がっています。そこには具体的な対象が描かれず、見る者の感性で自由に感じ取れる作品です。フランスの印象派のような柔らかな色使いと雲のような柔らかな曲線の重なりが見る者の心を癒してくれます。
 また、その後は直線や三角を用いた模様や幾重にも絵の具を重ねて、無機質な世界へと表現が変わりました。遠藤さんの作品はテーマが固定的でないこと。時計の振り子のように、ある時期は左に振れたと思うとその後は右へと振れるように、遠藤さんの成長と年輪を重ねる中で、挑戦と模索はこれからも続いていきます。
 ヌードデッサンはシンプルな表現の中に、遠藤さんの作家としての力量を感じさせてくれます。

(2018年11月11日16:20配信)