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米沢市は2月7日、平成31年度一般会計当初予算案の概要について、記者会見を開きました。
中川勝米沢市長は平成31年度予算編成方針について述べました。
(一般会計の当初予算額は、391億8千万円で、対前年度比+32億円、率では+8.9%となり、これは平成26年度の384億2千万円を上回る過去最高です。)
主な新規事業では、①市制施行130周年記念事業1,059万円②コンビニ交付サービス導入事業3,604万円③胃がん検診への内視鏡検査導入755万円④すこやかセンタープレイルーム木質化及び大型木製遊具設置41百万円⑤国際交流員を活用したインバウンド推進373万円⑥小中学校空調設備整備事業7億2,723万円⑦(仮称)南西中学校施設整備事業3,469万円となっています。
また継続・拡充事業では、①庁舎建替事業15億1,550万円②不妊治療費助成事業777万円③空き家対策事業3,744万円となっています。
このうち胃がん検診への内視鏡検査導入は、山形県内では初の事業となるもので、胃部レントゲン検査に加え新たに胃内視鏡検査を個別検診で導入し、胃がんの早期発見早期治療へつなげようとするものです。約500人分の予算を計上しています。
歳入面では、固定資産税などの増加を見込み、市税106億5千万円(+3億円、+2.9%)、地方交付税は75億1千万円(-1億6千万円、-2.1%)、国庫支出金49億99百万円(+2億3百万円、+4.2%)、繰入金27億5千万円(+9億9千万円、+57.7%)、地方債39億4千万円(+16億1百万円、+68.4%)を計上しています。
歳出面では、人件費46億26百万円(+2億1千万円、+4.8%)、公債費33億1百万円(-7百万円、-0.2%)となっています。経常収支比率は、95.8(平成30年度93.0)と、前年比で2.8悪化します。
米沢市の一般会計、特別会計、企業会計を含めた(3会計合計)当初予算額は、約740億98百万円(対前年度+70億89百万円、+10.6%)となっています。
予算案は2月25日に招集される3月定例会に上程されます。
(2019年2月8日11:15配信)