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三友堂看護専門学校(仁科盛之学校長)の第35期生卒業式が3月1日、同校で行われ、39人(男子4人、女子35人)がハレの日を迎えました。
国歌「君が代」、校歌「この若き日に」を斉唱した後、仁科学校長が学生一人ひとりに、「おめでとう」と述べながら卒業証書を授与しました。
式辞の中で仁科学校長は「患者さんにとって何が重要な看護かを判断できる、考える看護師を目指して努力して下さい」と激励しました。
在校生を代表して自治会長で2年生の椎名晏紬(あんじゅ)さんが送辞を述べました。卒業生代表の小関つぐみさんが「この学校での学びを礎に、さらに自己研鑽を重ね、医療に携わるものとして自己の行動に責任を持ち、患者さんと向き合っていくことを誓います」と答辞を述べました。
蛍の光を歌い終えた卒業生は、来賓・保護者らが見守る中、在校生よりバラの花束を受け取り、3年間過ごした学び舎に別れを告げました。
この日卒業式を迎えた39人のうち、県内への就職が38人(うち置賜内28人、村山10人、38/39=97.5%)と、昨年より10%(昨年、34/39=87.2%)上回りました。これは山形県が看護学生へ修学資金を提供していることが理由と考えられます。
卒業生は2月17日に看護師国家試験を受験し、3月22日の合格発表を待ちます。
(2019年3月1日19:50配信)