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慶長遣欧使節団の末裔ハポンさんらが米沢市を訪問




 400年余り前、仙台藩主伊達政宗の命を受けた慶長遣欧使節団の支倉常長らは、イスパニア(現スペイン)を経由してローマに至り、ローマ法皇に謁見しましたが、イスパニア滞在中に現地の女性との間に子供が生まれ、日本人の血を引くスペイン人は日本を意味するハポンさんと呼ばれています。現在、氏名にハポンが付くスペイン人は全土で600数十人を数えます。
 日本とスペインの架け橋となった支倉常長は、米沢で生まれたとされることから、支倉常長の功績を称えその偉業を顕彰し、日本とスペインの文化交流を図ろうと、2017年4月、一般社団法人支倉常長日西文化協会(九里廣志理事長、米沢市)が設立され、2018年には交流団を組織しスペインを訪れました。返礼として、スペインのコリア デル リオ市にあるスペインハセクラ・ハポン協会(ファンフラン・ハポン会長)のハポンさんら22名が、8月4日、米沢市の視察と夏祭り体験を目的に米沢市を訪れ、午前11時より伝国の杜で「ハポンさん来日歓迎式典」が開催されました。
 はじめに、講談師 神田紫さんが「日本初の外交官 支倉常長」と題して歴史講談を行い、支倉常長一行が日本人で初めて太平洋・大西洋の横断に成功し、ヨーロッパの国へ赴き外交交渉」を行ったことや、初めてコーヒーや紅茶を飲みチョコレートを食したことなど、歴史的偉業を紹介しました。
 続いて、ハポンさんらが拍手で迎えられ入場しました。主催者を代表して一般社団法人支倉常長日西文化協会九里廣志理事長が昨年スペインを訪問した際の思い出を述べながら、「米沢での滞在を楽しんでください」と挨拶を行いました。
 ハポンさんらは、米沢に続いて、8月5日に仙台を訪れ、3箇所ある支倉常長のお墓を詣でることにしています。仙台、京都などを回り、8月9日に帰国の途につきます。

(2019年8月4日22:15配信、8月9日13:45最新版)