清酒東光醸造元・株式会社小嶋総本店(小嶋健市郎社長、米沢市本町二丁目)は、9月14日(土)、15日(日)の両日、恒例の蔵開きを開催しました。
同社は安土桃山時代の慶長2年(1597年)、初代・小嶋彌左衛門が小嶋酒屋(当時)として現在地に創業し、これまで420年余り、24代の永きにわたり、一貫して日本酒の醸造を続けてきました。
同社の「蔵開き」は、日頃東光を愛飲頂いているお客様や地元の方々に、秋の一日を酒蔵で楽しく過ごしてもらいながら、東光蔵元をより深く理解し親しんでほしいと毎年開催しているもので、今年で8回目を数えます。
両日は、普段見ることができない蔵エリアが案内付きで一般公開され、客は蔵の入口で振舞酒のもてなしを受けました。会場には同社のこれまでの歴史や、国内外での受賞歴を紹介するパネルが展示されたほか、蔵見学では瓶の洗浄から詰め、仕込み、貯蔵蔵などの酒造りの各工程を見て回りました。また地下30㍍からくみ上げられた仕込水は、酒造りに欠かせないものでくせのないおいしい水を味わっていました。
試飲即売コーナーでは、蔵開き限定酒の純米ひやおろしのボトル「蔵開き」(720mℓ)などが販売され、人気を博していました。屋外の模擬店・試飲即売コーナーでは、お酒がグラス販売され、お客は椅子に座って最高の日本酒を堪能しました。
ステージイベントでは、開幕太鼓・開幕宣言に続き、米沢民謡一家や酒造り唄が披露されたほか、斎藤栞(vo)GROUPの演奏で会場を盛り上げました。
(2019年9月16日11:35配信)