![]() |
写真家、故秋山庄太郎氏(1920〜2003)を記念して創設された第13回秋山庄太郎記念米沢市写真文化賞授賞式が10月19日、よねざわ市民ギャラリーで行われました。
この文化賞は、秋山氏が東北での撮影拠点とするため、米沢市内にアトリエ「山粧亭」を構え、地元写真愛好家らと親交を深めながら生涯にわたり写真芸術の指導を行ったことから、秋山氏の逝去後、写真芸術の振興、奨励を図る目的で、米沢市が2007年に創設したものです。
授賞式では、はじめに主催者として実行委員長の中川勝米沢市長が挨拶し、受賞者に賞状や記念品が授与されました。
今年の文化賞には、花部門から渡辺久子さん(69歳、主婦、新潟市)の「耐えて咲く」が選ばれました。
文化賞1人、部門賞2人、米沢賞1人、入選30人がそれぞれ表彰されました。秋山庄太郎写真芸術館館長の上野正人氏が審査講評を行いました。
今年の同文化賞には、全国から最年少15歳、最高齢88歳を含む応募人数が276人(前年348人)、応募点数888点(前年1,132点)、応募枚数953枚(1,237枚)が寄せられました。
入賞作品展は10月19日(土)から10月27日(日)まで、よねざわ市民ギャラリー(ナセBA)で開催されています。
(2019年10月20日12:25配信)