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米沢市は昨年11月、「挑戦と創造のあかし 米沢品質」をブランドスローガンに掲げ、地域資源を磨きあげて国内外に発信していく運動をキックオフしました。そして、この行動を具現化するため、米沢品質向上運動の中から生まれる、「挑戦と創造」を究め、特に秀でた米沢品質を有する商品やサービスに対する「米沢品質AWARD」の顕彰制度を設けました。これは他自治体の「ブランド認証」とは一線を画し、市民中心の運動体で、様々な領域の「米沢品質」を持続的に向上させ、米沢全体のブランド価値を高めていこうとするものです。
米沢のブランディングに賛同し、米沢品質向上運動に参加するプレイヤーとして、TEAM NEXT YONEZAWA(略称:TNY)が発足し、現在、147チーム(令和元年10月14日現在)が結成されています。米沢品質AWARD委員会(永井一史審査員長)は、10月7日に委員会を開催し、応募のあった27チームから、一次通過者8チームを決定し、10月31日、二次審査公開プレゼンテーションが開催されました。この日の公開プレゼンテーションには、永井一史審査員長以下、9名の外部、内部審査員が出席しました。(1名はスカイプで参加)審査員長挨拶に続き、審査会の流れが説明され、5分の発表と10分の質疑応答時間が設けられました。8チームは、自社の商品やサービスの現状や課題、挑戦と創造のポイント、効果、今後の取り組みや夢などについて、スライドを用いながら発表を行いました。
結果発表が行われ、「米沢品質AWARD2019」(申請順)には、
①鈴の宿 登府屋旅館(車椅子でもラクラクのバリアフリーな温泉と落語を楽しめる宿)
②株式会社米澤佐藤畜産(自社牧場産米沢牛)
③株式会社ベジア(鷹山秘伝豆のジェラート)
④(株)ゆきんこ WORK at ART事業部(雪割納豆 かんずり入り)
⑤アルス株式会社(木製サッシ 夢まど)
の5チームが選ばれ、認定証と「盾」が授与されました。
続く、記者会見では5チーム代表が受賞の喜びを語りました。
受賞したチームは、商品やチラシなどに「米沢品質AWARD2019」のロゴを使用することが可能となります。また来年2月、JR東日本の車内誌「トランベール」に「米沢品質AWARD2019」の記事が掲載される予定です。
(2019年11月1日12:05配信)