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国際ロータリー第2800地区米沢おしょうしなロータリークラブ(以下、米沢おしょうしなRC)は、今年創立20周年を迎え、11月9日、グランドホクヨウを会場に、記念式典・祝賀会を開催しました。当日は県内外から200名余りの来賓、ロータリアンらが出席しました。
式典では開会点鐘に続いて、国歌、ロータリーソング「奉仕の理想」を斉唱した後、物故会員の追悼・黙祷を行いました。またビデオを使って、この10年のクラブの歩みが紹介されました。
神原祐哉(かんばらまさや)会長は式辞の中で、今後、同クラブとして「職業奉仕と人材育成」に取り組んでいく姿勢を示しました。
同クラブは、20周年記念事業として「街なか里山ブロジェクト」に取り組み、持続可能な自然環境と生物の小さな命のかかわりを身近な問題として考え、米沢市の西條天満公園の池周辺で実施した環境整備を発表しました。
第二部では、気象予報士・防災士として活躍する福嶋アダム氏が「温暖化豪雨」をテーマに1時間半の記念講演を行いました。福嶋氏は地球の二酸化炭素濃度の推移予想や、それに伴う地球の温度上昇などを示しながら、人類が直面している大きな問題への警鐘を鳴らしました。
二酸化炭素を吸収しているのは、森林や海水ですが、海水もある濃度以上は吸収できなくなることをペットボトル中の実験で示すなど興味を引く講演内容でした。
(2019年11月11日19:30配信)