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米沢市議会(鳥海隆太議長)は、中学校出前市議会を11月8日から11月29日まで、米沢市内の中学校7校で開催しています。この出前市議会は、平成27年から実施しているもので、米沢の将来を担う中学生に、実際に選挙で選ばれた議員が直接わかりやすく伝えることで、議会の役割や議員活動を理解してもらいながら、市政に関心を持ってもらい、選挙権が与えられる18歳での投票に結びつけようと実施しているものです。今年で5年目を迎えました。
11月20日には、米沢市立第六中学校(船木智幸校長)で行われ、全学年158名が約1時間にわたり、市政の実際について学びました。米沢市議会では、24人いる議員を8人づつ3班に分けて各校に割り当て、この日は1班が担当しました。
はじめに、スライドを使い市議会の役割や議員の仕事の中身を説明しました。続いて、今年のテーマは「通学路で生徒が交通事故に遭いそうになった」という架空のストーリーを朗読劇で行い、市議会議員「一所懸命」氏が奮闘し、地域を巻き込みながら市議会で市長より歩道を設置するという回答を得るまでを見てもらい、生徒たちは市議会議員の仕事やその仕事の流れを具体的に知りました。
最後に、当日の感想を書いた紙を実際の投票箱に入れて投票の気分を味わい、投票が政治に参加する国民の大事な権利であることを学びました。
(2019年11月21日20:50配信)