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家内安全や無病息災を祈る笹野観音十七堂祭で火渡り




 征夷大将軍坂上田村麻呂が千手千眼観世音菩薩(せんじゅせんげんかんぜおんぼさつ)を迎えて祀り、弘仁(こうにん)元年(810)7月、落成した米沢市笹野にある笹野観音幸徳院で、1月17日、毎年恒例となっている十七堂祭柴燈大護摩供火生三昧(さいとうおおごまく かしょうざんまい=火渡りの行)が行われました。
 このお祭りは、修験道(山伏)の行者が信者の祈念した護摩札を奉持しながら火の中を歩いて渡るもので、心を1つのことに集中させ安定した精神状態にして信者の願いを祈るものです。

 今年は笹野観音幸徳院の境内には雪がほとんどなく、杉葉や木材を積み上げた護摩壇(ごまだん)の周りには雪が綺麗に敷き詰められました。山伏らはホラ貝を吹きながら境内に入り、観音堂に参内して一周した後、護摩壇の前で悪や災いを払う祈願が行われました。そして苦悩や罪を焼き尽くすと言われる火を放つと、護摩壇は勢い良く燃え上がり、もうもうとした煙が立ち上りました。
 杉葉がほとんど燃えると、山伏らは火渡りする場所の木材を綺麗に馴らした後、次々と残り火の上を裸足で渡り切りました。それが終わると、お札を手にした一般参拝者が続いて火渡りを行い、今年1年の家内安全、無病息災、大願成就などを祈りました。当日は露店が出店し、また甘酒ぶるまいなどが行われ境内は賑わいを見せていました。

(2020年1月18日14:50配信)