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平成28年6月26日に起きた川西町職員の自死に関して、2月18日、川西町は第三者調査委員会委員への委嘱状交付と調査諮問を行いました。この第三者調査委員会は、昨年9月、遺族より設置を強く求められ、昨年10月18日に開催した川西町議会で同委員会設置に関する条例を制定し、遺族の了解を得た上で、山形県弁護士会に弁護士選任を依頼していたものです。
はじめに原田俊二町長は3名の第三者調査委員会委員に委嘱状を交付しました。委嘱されたのは、城西町法律事務所(山形市)の粕谷真生(みちお)弁護士、浜田・伊藤法律事務所(山形市)の伊藤陽介弁護士、柴田法律事務所(山形市)の柴田直人弁護士です。
次に原田俊二町長が挨拶を行い、「住民生活を守る使命に燃えながら仕事をしている中で、自らの命を絶つということが起きたことを反省し、二度と繰り返さないための施策をご指導頂きたい」と述べました。
続いて、原田俊二町長は「元職員の自死の原因に関わる事実関係の解明」、「調査結果に基づく再発防止策の提言」について、第三者調査委員会への諮問内容を読み上げ、粕谷真生委員に手渡しました。
引き続き、初の第三者調査委員会が開催され、委員長の決定、今後の日程と調査内容などについて話し合われました。委員長には粕谷真生(みちお)弁護士が就任し、他2人の弁護士は委員として調査にあたります。委員会は今年6月まで月1回の頻度で開催する予定です。第三者調査委員会は冒頭のみの撮影が許可されたほかは、非公開で行われました。
(2020年2月18日20:45配信、2月19日12:36最新版)