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新潟県長岡市小貫(こつなぎ)にある曹洞宗瑞雲寺の前住職で、新潟県史編纂委員、栃尾市文化財審議委員長などを歴任し、現在は日本石仏協会理事、新潟県民俗学会理事などを務める石田哲彌師(現、昌興寺住職)は、昨年10月24日、学校法人駒澤大学(永井政之総長)より「令和元年度曹洞宗特別奨励賞」に選ばれ、同年12月6日、同大学中央講堂で行われた成道会法要において同賞を授与されました。
この賞は、駒澤大学が学術の振興を図ることを目的に、専門分野において学術上顕著な業績を出版した者に対する褒賞で、「仏教学・禅学・宗学」並びに「教化学」の2部門から各1件が選ばれます。石田哲彌師は、令和元年5月、新潟市にある(株)考古堂書店より出版した『禅語の妙味 茶席の禅語講座』と「地域文化をふまえた教化活動」が評価され、受賞に至りました。
これを受けて、令和2年3月1日、長岡グランドホテルを会場に約80人が出席し、「石田哲彌老師 出版・受賞記念祝賀会」(発起人 外山範茂氏ら8名)が開催されました。
来賓がお祝いのことばを述べました。
石田哲彌師は参会者を前に、「この受賞をバネに新しい人生をやれるのではないかと思いました」と受賞の喜びを語りました。
会場には、旧長岡藩牧野家第17代当主の牧野忠昌氏の姿も見えるなど、石田哲彌師の幅広い交友を知るものとなり、終始華やいだ雰囲気に包まれていました。
最後に万歳を三唱して祝賀会を閉じました。
(2020年3月4日18:05配信)