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米沢市は3月24日記者会見を開き、令和2年4月1日付けの人事異動の概要を発表しました。
中川勝市長は「今回の人事異動は、組織改編等が限定的だったことから、全体としては令和元年度より規模は小さくなった」と述べ、複雑高度化する事務事業に対処するため、能力主義を基本とし、重要課題への対応等業務量に見合った適正な配置となるように努めたほか、若手職員、女性職員の登用に努め、職員の意識高揚と組織の活性化を図ったとしました。
4月1日付けの異動総数は196人(昨年225人)で、うち役付職員は97人(昨年100人)、役付職員以外の職員(教育職及び医療職の職員を除く)は99人(昨年125人)です。
役付職員の異動内訳では、部長級が5人(うち昇任者4人)、課長級13人(うち昇任者5人)、課長補佐級28人(うち昇任者10人)、係長級27人(内昇任者16人)、教育職2人(内昇任者1人)、医療職22人(内昇任者5人)となっています。
特別職に関しては、3月24日に開催された米沢市議会において、3月31日に任期満了となる井戸將悟副市長の後任に、米沢市教育委員会教育長の大河原真樹(おおかわらまさき)氏(63歳)、米沢市教育委員会教育長には同教育委員の土屋宏氏(61歳)を充てる人事案が提案され、全会一致で同意されました。
大河原真樹氏は、昭和55年、山形大学教育学部を卒業、平成19年、米沢市立第三中学校校長、同25年、山形県置賜教育事務所長、同27年、米沢市立第一中学校校長を経て、同28年、教育長に就任しました。
土屋宏氏は、昭和56年、東京電機大学工学部を卒業、平成21年、米沢市立三沢東部小学校校長、同23年、米沢市教育委員会教育指導部長(兼教育研究所長兼教育指導部学校教育課長兼理科研修センター所長)、同27年、米沢市立興譲小学校校長、令和元年、米沢市教育委員会委員に就任しました。
部長級では、我妻秀彰企画調整部長、堤啓一市民環境部長、杉浦隆治(りゅうじ)建設部長、猪俣郁子会計管理者の4人が3月31日付で退職し、企画調整部長に遠藤直樹氏(総務部財政課長)、市民環境部長に森谷幸彦氏(企画調整部秘書広報課長)、健康福祉部長に安部道夫氏(総務部総務課長)、建設部長に星野博之氏(建設部土木課長)、会計管理者兼会計課長に小関浩氏(健康福祉部長)が就任します。
令和元年度退職者は、部長級4人、課長級4人、補佐級2人を含む、一般行政職・技能職が計18人、教育職が1人、医療職が34人の計53人、また4月1日の新規採用は、一般行政職26人、教育職1人、医療職32人の計59人(令和元年度52人)です。
(2020年3月25日17:00配信、3月29日13:10最新版)