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米沢市は3月26日、第4回米沢市新型コロナウイルス感染症対策本部会議(事務局:米沢市市民環境部環境生活課危機管理室〈危機管理担当〉/健康福祉部健康課〈健康企画担当〉)を米沢市役所で開催し、今後の市の対応方針などについて協議を行いました。
3月13日に開催した第3回同本部会議では、3月31日までを目安に米沢市が主催する事業や指定管理団体が実施するイベント等について、内容・規模等を勘案し、中止又は延期する対応を決定しました。
この日の会議では、はじめに各課の対応状況について報告が行われ、米沢上杉まつりの秋季開催や、米沢市成人式を5月4日から9月21日に延期することなどが報告されました。
協議では、国の専門家会議から感染が確認されていない地域について、学校における様々な活動や、屋外でのスポーツやスポーツ観戦、文化・芸術施設の利用などを、適切にそれらのリスクを判断した上で、感染拡大のリスクの低い活動から実施し、急激な感染拡大への備えと、「3つの条件が同時に重なる場(①換気の悪い密室空間、②多くの人が手の届く距離に集まる、③近距離での会話や大声での発声。)を避ける対策は不可欠」との意見を踏まえ、米沢市及び山形県内において、感染者が発生していないことや、地域経済への影響も考慮し、4月1日以降、中止又は延期の対応を緩和すると決定しました。ただし、イベント等の参加者の氏名と連絡先を可能な限り把握することとします。
又、公共施設では、3月31日まで小中学生及び高校生の利用を制限してきましたが、3月26日をもって利用制限を解除しました。ただし、これまで感染が確認された場に共通する「3つの条件が同時に重なる場」を避ける対策は不可欠とし、県内の屋内遊戯場の状況を鑑み、「もくいくひろば」(米沢市すこやかセンター内)は、4月1日以降も引き続き休館とします。
(2020年3月30日13:35配信)