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米沢市で山形県初の新型コロナウイルス感染者を確認




 米沢市は3月31日、記者会見を開き、同日、米沢市にある「米沢ドライビングスクール」の運転免許合宿に参加するため、3月24日(火)に米沢市を訪れた神奈川県在住の20代女性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。現在、濃厚接触者の把握を含めた疫学調査を県が実施しています。
 記者会見に先立って、米沢市新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催して対応などを検討しました。
 記者会見で中川勝市長は、米沢市での感染症が確認されたことに対して、「関係機関との連携を密にし、正確且つ迅速な情報発信に努め、感染拡大防止と市民の皆様の不安解消に向けて、全力で取り組んでまいります」と述べ、密閉空間、密集場所、密接場面の3つの「密」が重ならないように市民に呼びかけました。
 また市内で感染者が確認されたことを受けて、市民に感染拡大防止のため、4月1日から4月14日までの2週間程度を不要不急の外出と県外との往来を控えるように要請しました。
 また、体育施設、図書館、児童会館、上杉博物館など公共施設に関して、3月31日まで小中学生及び高校生の利用を制限していましたが、3月26日をもって一旦利用制限を解除していました。しかし、感染確認を受けて、原則、4月1日から4月14日までの間、小中学校及び保育園等を除く公共施設について、休館の措置を取ることにしました。いつ学校を再開するか、4月1日午前8時30分より、米沢市教育委員会を開催し決定します。
 また4月1日、米沢市は各団体との連絡調整会議を開催することを明らかにしました。(参加呼びかけ団体:米沢商工会議所、米沢観光コンベンション協会、JA山形おきたま、米沢市地区委員会、米沢市社会福祉協議会、米沢市民生委員児童委員協議会)
 置賜管内では、感染症対応の病床は4床、県内では18床ありますが、18床を超える場合はその体制を整備することにしています。

(2020年3月31日21:45配信)