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4月1日、「おしょうしな地域おこし協力隊」の新隊員男女2名が着任し、米沢市役所で中川勝米沢市長より辞令が交付されました。
新隊員となったのは、高橋達也さん(22歳、東京都新宿区より)、河野圭子さん(40歳、東京都目黒区より)です。高橋さんは米沢市出身で、この春に東洋大学を卒業しました。大学2年の頃から東京の学生を米沢に連れてきて、地元の大学生と一緒に地域活動に取り組む「渡米プロジェクト」を推進し、2年間にわたって活動する中で仲間も増え米沢が好きになったと言います。今後は協力隊員として、米沢市の高校生と米沢市で学ぶ大学生が米沢を好きになってもらう活動や、東京から大学生を招き、米沢の関係人口を増やしたいと抱負を語りました。
河野圭子さんは東京都出身で、杉並区で整体とヒーリングサロンを経営していました。母親が南陽市赤湯出身で山形県に親しみがあり、米沢を訪れた時にしっくりくるものがあったそうです。
移住を考え米沢市役所を訪れた際に、初めて地域おこし協力隊のことを知り、早速応募しました。この6月には東京生まれ・東京育ちのパートナー井上友比古さんも同じく地域おこし協力隊員として米沢に赴任する予定です。河野さんは以前、大道芸人やイベントコンパニオンの経験があり、米沢でもそのような面白さを発揮したり、化学物質過敏症というアレルギー体質から、そのような人も来やすい米沢を作っていきたいと抱負を語りました。
中川勝市長は、新隊員への期待を述べました。
2名は米沢市総合政策課に籍を置きながら、地域おこし協力隊として活動を始めます。任期は1年で、1年毎に更新を行い最大3年継続することが可能です。4月1日現在、米沢市の協力隊員は3名で、5月に1名が退任、6月に1名が着任する予定です。
(2020年4月2日16:15配信)