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米沢市は4月6日、市内で2例目となる新型コロナウイルス感染が確認されたことを受け、市役所において第7回新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催しました。
はじめに、4月4日から4月6日に「山形県新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部」による県内感染者計10名(感染者4〜13)の概要が報告され、この中で米沢市の2例目(感染者12)は、米沢市在住の20代の男性で、4月3日(金)に倦怠感があり、4月4日(土)に37度台の発熱、倦怠感、鼻水が出て、4月5日(日)、県衛生研究所でPCR検査の結果、陽性と判明しました。この男性の勤務先であるヨークベニマル成島店は、4月4日から休みに入っています。県の調査によれば、この男性は4月4日(土)に陽性と判明した上山市在住の20代男性(感染者10)の友人で、上山市の友人と共に3月26日夜、東京から来形した上山市の友人と山形市内飲食店で会食しました。米沢市男性の感染経路や接触者の状況は現在、詳細を確認中とのことです。
協議では、米沢市の今後の対応として、
①米沢市で2例目の感染発生はあったものの、3月31日に決定した対応方針(改正その3)は変更せず、当面は現在行っている対策を継続し、呼びかけを強化し感染拡大防止に努める。
②公共施設の休館等は、今後本部会議を開催し、その時の感染拡大状況を見ながら延長等を判断していく。
③小中学校は、4月5日の週後半に状況判断をするが、4月15日以降の再開方針は現時点で変更はない。
を決定しました。
記者会見で中川勝市長は、「感染拡大防止のため、不要不急の外出や県外との往来を控えること」や、「県外からの参加が見込まれる集まり(法要など)には、県外の方の参加を見合わせていただくこと」、とりわけ20代の若い人たちに特に慎重な行動を要請しました。
※(感染者番号)は、山形県で確認された感染者の順。
(2020年4月7日13:40配信)