![]() |
置賜広域行政事務組合消防本部は、12月25日、交通事故現場での救出救護をおこなった米沢市民の夫妻に感謝状を贈呈しました。
交通事故は今年11月25日、午後、米沢市窪田町矢野目地内を自転車で買い物から帰宅途中の88歳女性が、誤って用水路に転落し、自転車が覆いかぶさったことで身動きが取れず自力で脱出できない状態になっていました。
現場近くを散歩中の仁科恵美子さん(65歳)が発見し、自宅にいた夫の仁科昭彦さん(60歳)に助けを求め、2人で自転車を取り除き、傷病者を用水路から引き上げ、仁科夫妻の自家用車で傷病者宅まで送り届けました。そのあと救急要請を行い、救急隊が到着まで出血のある左肘挫創部位の圧迫止血を実施しました。
消防への入電時間の天候は、曇で気温は10.8度で日没時間(16:22)が近づいており低体温症のおそれがありました。また傷病者をいち早く医療機関に搬送することができ重症化に至らなかったものです。
感謝状贈呈式では、救出救助の概要が説明されたのちに、鈴木敏幸消防長より夫妻にそれぞれ感謝状が贈呈されました。