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竹田 歴史講座

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上杉神社節分祭、鬼を払い福を招いて幸せな一年に




 旧暦晦日にあたる2月2日、米沢市の上杉神社で毎年恒例の節分祭が行われました。鬼打豆を撒きながら邪神や鬼を払い、福を招いて幸せな一年となることを祈る伝統行事です。今年の節分祭は2月2日と例年より1日早く、まず午後4時から神事が行われ、年男である情野富右衛門さんが行事司となり拝殿内の東西南北に向かって「福は内」、「鬼は外」と、それぞれ3回叫んだ後に豆を撒きました。
 今年の節分祭は新型コロナのため規模を縮小し、特設ステージは設置せず、年男・年女や同神社信仰会会員ら約30人が拝殿から福豆や福餅、みかんを撒きました。天気は午後から雪降りとなりましたが、集まった人たちは両手を高く上げて福を求めて拾っていました。
 節分の翌日は、暦の上では春の訪れを伝える立春となります。