newtitle
 
画像03が表示されない

画像04が表示されない
竹田 歴史講座

▲トップページへ戻る

南陽市選管、市議選次点山口裕昭氏を当選とする更生決定




 令和2年3月22日に行われた南陽市議会議員選挙で、次点で落選した元市議会議員の山口裕昭(ひろあき)氏(当選1回)は、初当選した小松武美氏には南陽市に生活実態がないとして、南陽市選挙管理委員会、さらに山形県選挙管理委員会に対して当選無効を求め、それぞれ棄却されたことから仙台高等裁判所に訴訟を起こしていました。同裁判所は先月20日当選無効の判決を下し、山形県選挙管理委員会が2月4日の期限まで上告しなかったため判決が確定しました。
 南陽市選挙管理委員会は、2月4日、「本委員会で決定した内容と違う結果となったことは真摯に受け止めるとともに、当選人の更生決定を行う事態が生じたことは、誠に遺憾に思っている。(再度このような事態が起きないよう、立候補予定者説明会等を通じて立候補予定者に関係法令の周知を行うとともに、その順守を求めてまいりたい。併せて、今後もこれまで同様に公正、適正な執行を心がけ、選挙に対する信頼の確保に全力を尽くしてまいりたい。)」とコメントを発表しました。
 高裁判決の確定を受けて南陽市選挙管理委員会は、2月13日午後2時30分より選挙管理委員会を開催し、公職選挙法第96条の規定に基づき再選挙を行わずに次点の候補者が当選人となることが可能であることから更生決定の選挙会を開催し、山口裕昭氏の当選告示を行いました。引き続き午後3時より南陽市役所において当選証書付与式を執り行い、板垣秀春委員長が山口裕昭氏に当選証書を手渡しました。
 当選証書付与式後、山口氏は「今後、議会の場で議論して疑問を明らかにしていきたい」と述べました。