米沢市は平成26年度に、主に公益的な活動を行う団体が米沢市内で市民を対象に公益的な事業を実施しようとする場合の補助金制度を創設しました。補助金は上限が50万円で、予算総額は200万円です。
4月22日、置賜総合文化センターを会場に、令和3年度の同制度補助金へ提案書を提出した8団体がプレゼンテーションを行いました。提案書の形態は、市民発案型3件、行政課題型5件で、補助希望額の合計は346万6千円です。
このうち、「東町ポストプロジェクト」では、空き家になっている旧東町郵便局を自主運営型の私設図書館「東町ポスト」にリノベーションし、空き家の利活用しようとするものです。行政課題型の提案として、総事業費は50万円、補助希望額は50万円を提案しました。
米沢市では、協働推進市民会議による審査などを経て、5月中旬に採択事業を発表する予定です。また市は提案者との協議に基づいて、補助金の交付以外にも事業の後方支援を行うことにしています。