南陽市が発注する新温浴施設の建設工事安全祈願祭が、6月16日、南陽市赤湯の元南陽市民会館跡地で行われました。
この新温浴施設は、現在、赤湯温泉にある3つの公衆浴場と温泉事務所の計4施設を統合して、安全性、利便性を向上した施設として計画したもので、源泉かけ流し、地元住民をはじめ観光客も気軽に利用しやすいユニバーサルデザイン、交流ラウンジなどのイベントが開催可能な空間も用意します。内装には木材を随所に採用し、来訪者が心和らぐ温かい雰囲気のある施設としました。またバリアフリー浴室、露天風呂も備え、外には雁木空間が設けられました。開湯920年余りの赤湯温泉の歴史に新たな1ページを作るものとなりそうです。
敷地面積は3,448㎡、木造平屋建て、延床面積は878㎡あり、工事費は6億1,512万円(税込、建築、電気、機械、外構の各工事含む)、令和4年5月10日の完成を目指します。
安全祈願祭では、烏帽子山八幡宮禰宜の司式で神事を執り行い、工事の安全を祈願しました。