newtitle
 
画像03が表示されない

画像04が表示されない


竹田 歴史講座

▲トップページへ戻る

東北初 米沢でアマチュア無線体験局「8J7YAA」開設



 

 小・中学生にアマチュア無線の交信体験を楽しんでもらい、無線及び科学技術への興味と関心を高めることを目的としたアマチュア無線「体験局」が7月11日、米沢市窪田町コミニティセンターで開局式典を行いました。
 この体験局を開局したのは、やまがた県南アマチュア無線クラブ(澁谷信行会長)で、資格を有する者の立合いと指導の下で、無資格者であってもアマチュア無線の交信が体験できる制度が昨年度から運用が開始されたことを受けたものです。東北総合通信局より7月1日付で、1年間有効の「8J7YAA」の免許が付与されました。これは東北初となるもので、全国でも10番目ということです。
 式典には、体験者となるボーイスカウト山形県連盟米沢1団のメンバー7人やクラブ員など、20名余りが参加し、澁谷会長の挨拶、体験局の開設と運用についての説明、記念QSLカード(交信証)のデザインなどが披露されました。
 続いて運用開始に入り、ボーイスカウトがクラブ会員の指導を受けながら、自分の住所や学校などを紹介しながら初めての交信を行いました。当日の交信には、VHFバンドの145MHz帯とグランドプレーン、HFバンドの7MHz帯と水平ダイポールの周波数とアンテナが使用され、コミセンの2か所に分かれて運用しました。
 また会場には45年以上前に発売されたトランシーバーが展示されたほか、アマチュアテレビといわれる映像の伝送実験の模様も披露されました。
 最後に、ボーイスカウトのメンバーは、無線交信体験証とラジオがプレゼントされました。
 やまがた県南アマチュア無線クラブでは、今後も市内の小・中学校及び学童団体と連携して、アマチュア無線体験のほか、電波教室や実験・製作を含めた活動を行うことにしています。