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竹田 歴史講座

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はやぶさ2プロジェクトマネージャ津田雄一教授が講演



 

 米沢市の中央公民館は令和3年度事業として、「米沢地域力講座『2021年宇宙の旅』」を7月22日、三沢コミュニティセンターと合同で開催し、同会場で実施しました。この講座は、今年はじめて開催するもので、小学生とその保護者を対象に、宇宙科学について学ぶ機会を提供しようとするものです。応募者が多数となり、当日は親子16組、約40人が参加しました。
 第1部では、JAXA宇宙科学研究所教授で、はやぶさ2プロジェクトマネージャの津田雄一氏がリモート講演を行い、「宇宙はキミのすぐそばに」と題して30分にわたりお話しました。講演では、太陽系を回る小惑星の分布、小惑星探査機「はやぶさ」の後継機である「はやぶさ2」の「リュウグウ」までの飛行ルート、着陸と資料採集、サンプルの入ったカプセルの回収までの一連の経過を解説し、「はやぶさ2」ミッションで得た成果などを披露しました。最後に津田雄一氏は、事前に送られた米沢市の小学生からの質問に丁寧に答えていました。
 第2部では、米沢市で活動する星観隊(須藤敏裕隊長)が講師となり、「天体望遠鏡製作&星空観測」を行いました。はじめに望遠鏡の歴史や仕組みを学び、小学生たちは保護者の助けを借りながら、天体望遠鏡のキットをボンドやセロハンテープを使って1時間ほどの時間をかけて完成させました。参加者は、宇宙食おにぎりのパックをプレゼントされました。
 当日はあいにくの曇り空でしたが、完成したばかりの天体望遠鏡を使って時折顔を出すお月様に向けて天体観測を行いました。この講座は、8月1日、三沢コミセンで再度開催されます。