newtitle
 
画像03が表示されない

画像04が表示されない


竹田 歴史講座

▲トップページへ戻る

米沢市立三沢東部小学校で「おもしろ電波教室」


 

 アマチュア無線の資格を有しない人でも、資格を有する人の立会いと指導の下でアマチュア無線の交信が体験できる「体験局」の取り組みを行っている「やまがた県南アマチュア無線クラブ」(澁谷信行会長)は、9月30日、米沢市立三沢東部小学校と連携して、同校の授業の一環として「おもしろ電波教室」を開催しました。
 同クラブは、今年7月に東北総合通信局より東北初となる体験局免許を付与され、7月以降体験局活動に取り組んでいますが、今回は2回目となります。この日は同校の5・6年生11名、クラブ員7名が立会指導者として参加しました。
 はじめに、スタッフと児童の自己紹介を行い、続いて5.6GHzの周波数を使用したアマチュアテレビジョンのミニTV放送局や、電波で蛍光灯を光らせたり、いろいろな形のアンテナなどが紹介されました。ラジオを電子機器に近づけるとブーという音がすることから、身の回りの電子機器からは電波が出ていることを理解しました。また無線通信は携帯電話とどこが違うのかや、アマチュア無線の楽しみ方も紹介されました。
 続いて、5年生と6年生に分かれて、実際に立会人の指導の下に無線交信を行いました。使用した周波数は、144MHzと7MHzの2バンドで、144MHzでは南陽市や天童市の局、7MHzでは中部地方の局と交信ができました。
 参加した児童には、交信体験証明書が交付され、1時間半の授業を終えました。
 山形県内に「体験局が開局された」と報道で知った学校や公民館からは、同クラブに対して「ぜひ開催してほしい」という要望が寄せられています。