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「米沢牛の恩人」と称される英国人チャールズ・ヘンリー・ダラス(1842~1894)が、明治4年(1871)、米沢に設立された興譲館洋学舎の語学教師として赴任してから今年で150周年となることを記念して、洋学舎ゆかりの地である市立米沢図書館とよねざわ市民ギャラリーが入る「ナセBA」の東通りの市道(市道文化会館東通り線)を「チャールズ・ヘンリー・ダラス通り」(C.H.ダラス通り)と愛称命名することになり、10月15日、道路標識板の除幕式や記念式典が開催されました。
これはC.H.ダラスの顕彰活動に取り組む米沢ダラス協会(尾﨑世一会長)が昨年11月に、C.H.ダラス来市150周年記念事業の一環として米沢市に命名を要望していたもので、今年7月、米沢市議会での審議を経て実現したものです。
C.H. ダラス通り命名を記念して、ナセBAの北玄関口に米沢ダラス協会が建立した「C.H.ダラスと興譲館洋学舎跡地の碑」が米沢市に贈呈され、佐藤副会長から中川市長に目録が手渡されました。
続いて記念講演では、市立米沢図書館副館長の青木昭博氏が「明治初期の興譲館平面図とC.H.ダラス」をテーマに、今回新たに見つかった洋学舎校舎の図面やC.H.ダラスの功績について紹介しました。