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さらし姿の若い男女が、長さ3.5㍍、幅1.5㍍、重さ約150㎏の「わらじみこし」を担ぎながら、町内を練り歩く高畠町の伝統行事「わらじみこし祭り」が1月9日(日)、晴天のもとで開催されました。
昨年は新型コロナのためトラックにわらじみこしを載せて回りましたが、第38回を迎える今年は、例年通りに担いで回りました。担ぎ手30人のうち2名が女性でした。
このお祭りの由来は、湯殿山講中一同が参拝成就のお礼として、竜寿院に大わらじを奉納したことが始まりとされ、旅の無事を祈り、足の衰えから守るなどのご利益があると信仰を集めてきました。
午後3時の出発に先立ち、神事と主催者の挨拶、鏡開きが行われました。担ぎ手は「ワッショイ、ワッショイ」と威勢の良い声を出しながら昭和縁結び通りなどを練り歩きました。途中、あちこちでバケツに入ったお清めの水を掛けられていました。
出発時の気温は3.8度で、今年は例年になく暖かな天気の中での開催で、途中何箇所かで休憩をとりながら、約4㌔の道のりを祭りが繰り広げられました。