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平成28年1月20日、106歳で逝去した故高森務氏の7周忌を記念して、1月17日から2月10日まで、米沢信用金庫本店ロビーで、「故高森務先生七周忌展 米沢信用金庫所蔵絵画展」が開催されています。
展示されたものは6号から50号までの作品11点で、7点は米沢信用金庫が高森務氏から購入、3点は寄贈を受けましたものとなっています。
作品は高森務氏らしい優しい空気感を感じさせるもので、斜平山の風景画やフランス人形、バラ、桃などといった静物画も展示しています。
初日の17日には、高森務氏より指導を受けた火曜会の元会員らが集まり、作品を見ながら思い出などを語り合っていました。
高森務氏は「現場に行って、空気感を出せるようにしなさい」とよく話していたそうです。火曜会は高森務氏が105歳の時に活動に終止符を打ちましたが、元会員らは今でも年に一度は集まり、「心の火曜会」を続けています。
火曜会が主催して、2月25日(金)〜27日(日)まで、よねざわ市民ギャラリーを会場に、故高森務先生七周忌展を行います。展示するのは個人所蔵の30点ほどで、火曜会の元会員も高齢化していることから、会として高森務氏の展覧会を開催するのはこれが最後になるかもしれないと話しています。