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旧暦晦日にあたる2月3日、鬼打豆を撒きながら邪神や鬼を払い、福を招いて幸せな一年となることを祈る伝統行事、節分祭が米沢市の上杉神社本殿で行われました。
今年の節分祭は昨年同様に新型コロナのため規模を縮小し、特設ステージは設置せず、同神社信仰会会員ら約30人が神事に参加しました。
午後4時から始まった神事では、年男である相田晃輔さんが行事司となり、拝殿内の東西南北に向かって「福は内」、「鬼は外」とそれぞれ3回叫びながら豆を撒き、更に本殿外に向かっても豆を撒きました。
神事終了後は、同会員らが福豆、福餅、みかんを撒くと、市民や観光客ら約30人ほどが両手を高く上げて福を拾っていました。またその中から3人に「福升」が当たりました。
節分の翌日は、暦の上では春の訪れを伝える立春となります。