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2月12日〜13日に開催予定だった第45回上杉雪灯篭まつりは、米沢市が新型コロナウイルス感染症の「まん延防止重点措置区域」に追加されたことなどから、2年続けて令和4年も中止となりましたが、関連催事の一部は実施されました。
米沢青年会議所は、道の駅米沢で御三階、木灯篭、雪灯篭を設置して観光客の目を楽しませました。木灯篭には、市内の小学生らが描いた絵、約80点が展示され、雪の季節を楽しむ雰囲気を醸し出していました。
上杉雪灯篭まつり事務局有志は、米沢市役所前の入口に2基、上杉神社内参道に6基、鎮魂祭会場に4基の雪灯篭を製作しました。
また市内笹野地区では、今年も山建工業株式会社が製作した高さ7メートルの巨大な雪灯篭が登場しました。昨年に続いて、竹あかりによるデコレーションがおこなわれ、夜にはランプに点灯されました。また子供達に人気のある迷路も作られて、地域のお祭りとして定着しています。
2月12日夕方5時からは、上杉雪灯篭まつりの中心的イベントである鎮魂祭が臨泉閣前で同まつり実行委員会関係者のみで行われました。はじめに上杉砲術隊の礼砲が奉納されました。続いて上杉神社宮司による神事がおこなわれ、先の大戦で亡くなった人たちを慰霊しました。戦没者遺族を代表して、竹田澄子さんが追悼文を読み上げました。