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米沢市議会3月定例会の開会日である2月24日、市長をはじめとする幹部職員や議員らがきもの姿で出席する「きもの議会」が開催されました。昨年5月に開庁した新米沢市庁舎での「きもの議会」は初めてとなります。議員は議場に入る際、一人づつ会釈をして入場しました。色鮮やかな和装の女性議員や袴姿の男性議員など、普段の議会とはちょっと違う雰囲気を醸し出していました。
米沢市の「きもの議会」は、昭和54年2月23日の臨時会以来今年で44回目を迎えます。これは米沢市の基幹産業として長年にわたり地域経済の発展に貢献してきた米沢織物業界の振興と活性化を支援するために開催してきたものです。
続く本会議では、令和4年度の予算案や3月補正などの議案が上程されました。
冒頭、中川勝市長は令和4年度市政運営方針の中で、「この2年間は、新型コロナウイルス感染症との闘いの日々で、市民の命を守ることを最重要課題として捉え、ワクチン接種をはじめとする感染予防対策に全力で取り組み、地域経済への影響を緩和するために、様々な生活支援・対策を行ってきた」と述べました。
令和4年度は、まちづくり総合計画第4期実施計画の初年度であり、SDGsの取組を着実に推進し実現していく重要な年と位置付ける」とし、一般会計予算額として407億9千万を計上したことなどを説明しました。
3月定例会は、2月28日と3月1日に6会派による代表質問、3月2日に7議員の一般質問が行われ、3月24日に閉会日を迎えます。