置賜広域行政事務組合消防本部(樋口洋介消防長)は、3月17日、同消防本部(米沢市金池)講堂において、昨年11月14日(日)、川西町地内の道路上で意識のない状態で倒れていた63歳女性の救助活動を行った3人に対して、消防功労者表彰を行いました。
表彰を受けたのは、発見・通報を行った多勢弥生さん(34歳、川西町在住)、通報を行った髙橋房子さん(60歳、川西町在住)、救命処置を実施した安部光大郎さん(28歳、米沢市在住)です。
多勢さんは昨年11月14日12時頃、川西町の米坂線第一小松街道踏切から東へ約140メートル付近の道路をたまたま車で走行していた際、道路脇で倒れていた意識のない状態の女性を発見し、自身の携帯を使用して119番通報しましたが、住所が分からず、「人が倒れている」という声を聞き駆けつけた近隣住民の髙橋房子さんに電話を代わってもらい、通信指令員へ住所を伝えました。また帰宅途中に通りかかった安部光大郎さんが救急隊が到着するまで、胸骨圧迫の救命処置を継続して実施しました。
安部さんは米沢市にある三友堂病院で理学療法士として勤務しており、胸骨圧迫の救命処置について学んだことがあり、今回、それが実際に役立ったことになります。現在、女性は入院中とのことです。