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米沢市は、最上川流域の紅花に関して山形県が日本農業遺産認定と世界農業遺産認定申請を行ったことを機に、山形県の花である紅花を見て触れる機会を作り、紅花への興味や関心を高めようと、令和2年度から4年間、米沢市内の全小・中学校に紅花の種子や栽培用資材の配布を行う紅花栽培体験事業を推進しています。
この4月には市内の4小学校、2中学校で同事業が行われ、このうち4月26日には、米沢市立南原小学校(落合篤校長)の3年生21人が米沢市農政課農産担当の藤田淳志さんの指導を受けながら、紅花の種をプランターに植える体験を行いました。
はじめに、プランターの中に軽石を敷き詰め、たっぷりの園芸用土を入れ、次に肥料を土の中に混ぜました。指で土に穴を開けて、その中に紅花の種を二つづつ入れていきました。土を被せて水をかけてあと、紅花が倒れないように支柱を4本立てて約1時間で作業は終了となりました。
紅花は7月中旬には美しい花を咲かせますが、それまで児童たちは日々水をやりながら、紅花の成長を見守ることになります。