米沢市が旧南原中学校グラウンド東側に新たに建設していた米沢市南原コミュニティセンターがこのほど完成し、4月21日、60名あまりが出席して竣工式典・祝賀会が行われました。
はじめにアトラクションとして、米沢市立南原小学校6年生による笹野花笠踊りが披露され、竣工に華を添えました。
テープカットに続いて、主催者として中川勝米沢市長が挨拶し、「地域住民の融和を図り、南原の宝を磨き上げて行ってほしい」と述べました。
また竣工式典後、昨年5月に新たに開庁した米沢市庁舎に絵画「朝暘の中で」を寄贈した画家の福王寺一彦氏に、国の褒章である「紺綬褒章」が中川勝市長より伝達されました。福王寺一彦氏は、南原コミュニティセンターに隣接する旧南原中学校にアトリエを構え、創作活動を行っています。
完成した施設は、敷地面積が3,972平方メートル、鉄骨造平屋建てで、床面積はセンター棟が663平方メートル、他に車庫・倉庫棟が42平方メートル、駐車台数は69台あります。施設内部には、和室2室、研修室2室、多目的ホール、調理室、サロンスペースが設けられています。建設事業費は総額で3億2,782万7,000円となっています。