米沢おしょうしなロータリークラブ(伊東敏之会長)が5月16日に開催した例会に、現在、米沢市に滞在中のウクライナ人マレンコヴ・ヴラッドさんがゲスト卓話に招かれ、ロシアによって軍事侵攻を受けた祖国ウクライナへの思いを語りました。
マレンコブさんはウクライナ東部にあるザポリッジャの生まれ育ちで、同地にある大学を卒業しました。ウクライナでは、家族間で話す言語はロシア語を使用しています。
2012年に、大学院で経営管理学の勉強のためにカナダ・トロントに留学しました。そこで同クラブ会員の小野勝男さんの娘さんと知り合い、2018年に結婚、出産のために昨年末、米沢市に戻った際に同行し、今年2月24日にロシアが軍事侵攻したため、米沢市に滞在を続けています。
卓話では、ウクライナの国や出身地ザポリッジャのことをスライドを使用して紹介し、ロシアによる軍事侵攻下にあるウクライナの現状について説明しました。
マレンコブさんは、今後、米沢市で生活をしていくかどうか、いろいろな人に相談していくと話していました。