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NPO(特定非営利活動)法人米沢市芸術文化協会(佐藤嘉一会長)は、5月19日(木)、伝国の杜で令和4年度総会を行い、事業計画や予算などを審議し、役員では佐藤嘉一氏が引き続き会長を務めることなどが承認されました。
同会では、芸術文化に取り組む世代が高齢化していることや、若手の減少により、将来、芸術団体の存続が困難になるという共通の課題を解決するために、教育普及活動を強化することにしました。令和4年度は一般市民対象の「市民芸文講座」を開催します。また「こども・アート・プロジェクト2022」では、子供達が多種多様な文化に触れることを目的に、絵画造形、盆栽、生け花、三味線、尺八などのプログラムが実施されます。
総会後に、令和3年度米沢市芸術文化協会表彰式が行われました。
「米沢市芸術文化協会賞」に輝いたのは、「田沢郷土誌」の編集長・著作者である清野春樹さんで、平成28年から令和3年までの6年の歳月を費やし、1084ぺージにわたる著作の大部分を執筆しました。
多年に亘る芸術文化の向上に貢献された個人及び団体に授与される「米沢市芸術文化協会文化功労賞」には、俳句の佐々木清子さん、写真の大泉忠夫さん、美術の緑光会(沖津信也代表)の2個人・1団体が表彰されました。
またユニークな文化活動や話題性、将来性豊かな文化活動を行っている個人及び団体に授与される「米沢市芸術文化協会文化奨励賞」には、芸術によるボランティア支援を行なっている笈掛昇さん、米沢の芸術文化及びその活動を広く世に紹介・芸術文化活動の指導者として特に貢献度の高い個人・団体に授与される「特別賞」には、フルートの勝俣敬二さんが表彰を受けました。