山形県米沢市南部に位置する西吾妻山の天元台高原で、6月10日、夏山開き安全祈願祭が開催されました。これは夏山の観光シーズンを前に毎年開催しているもので、行政、観光、警察、消防、スポーツ団体などの関係者が出席しました。
はじめに、株式会社天元台の山田長一社長が6月18日にオープンする「雲上テラス」ほか、「ポストコロナに向けてしっかり経営戦略を立て対応していきたい」と挨拶しました。続いて、米沢市にある上杉家祈祷所である千勝院住職が夏山の安全を祈願しました。
6月18日には、標高1350メートルにある天元台ロープウェイ天元台駅に併設された「雲上テラス」がオープンします。これは「西吾妻山×天元台高原×白布温泉エリアリボーンプロジェクト」の一環として作られたもので、高さが5メートルの鉄骨組みで、上部にはテーブルや椅子が設置されています。眼下に雲が浮かぶ絶景のパノラマビューや「東北のアルプス」といわれる飯豊連峰の山脈や山形県の名山が眺望でき、夜景や星空を楽しんでもらえるイベントも開催予定となっています。西吾妻山観光に新たな魅力が追加されました。