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竹田 歴史講座

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民法学者我妻榮の小冊子を米沢市内小学5年生へ贈呈




 公益社団法人米沢有為会我妻榮記念館(矢尾板操館長)は、令和元年度から将来を担う小学生に郷土の偉人を知ってもらおうと、米沢市内の小学5年生全員に「故郷を愛した民法学者我妻榮先生」の小冊子配布を行っています。
 米沢市より同年度から新たに「我妻榮記念館管理運営補助金」が助成されることになり、同記念館の運営母体である米沢有為会米沢支部が検討した結果、この取り組みをスタートさせたものです。
 第4回目となる今年の贈呈式は、10月12日、米沢市立広幡小学校(佐藤和江校長)で行われました。佐藤和江校長、矢尾板操館長が挨拶を行い、続いて矢尾板館長より児童代表の長瀬嗣音さんに小冊子が手渡されました。続いて金谷柚季さんがお礼の言葉を述べました。
 配布された小冊子は、平成24年11月、我妻榮記念館開館20周年記念事業実行委員会が発行したもので、A6版カラー16頁で構成され、我妻榮(1897〜1973)の生い立ちや恩師赤井運次郎先生との出会い、民法のバイブルと言われる著作「民法講義」、さらに生涯にわたっての故郷や恩師への想いなどについて触れられています。
 小冊子は令和4年度を含めて2,700人に小冊子が贈呈されています。同記念館では、小学生に我妻榮記念館に足を運んでもらえるような働きかけをしていきたいと述べています。令和5年は我妻榮先生没後50周年となることから、来年10月21日に記念事業を行うことにしています。