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竹田 歴史講座

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元広井郷幼稚園理事長、山田東助氏の100歳を祝う会




 米沢市六郷町にあった広井郷幼稚園理事長を務めた山田東助氏が、今年満100歳を迎え、10月26日、同氏の友人・知人、元同園職員らが100歳を祝う会を同幼稚園のあった公益財団法人農村文化研究所で催しました。
 会場には、昨年米沢市から贈呈された白寿の祝いや、今年内閣総理大臣より贈呈された賞状が展示されたほか、中川勝米沢市長がお祝いに駆けつけました。
 はじめに、主催者の公益財団法人農村文化研究所遠藤宏三理事長が挨拶し、広井郷幼稚園と山田東助氏との関係などについてこれまでの経緯や功績を紹介しました。
 山田東助氏は、「皆さんにもこの(100歳の)喜びを分かち合いたい」とお礼の言葉を述べました。
 祝賀の宴では、乾杯に続き、出席者が一人ひとり、山田東助氏と思い出を述べ、和やかな雰囲気で山田氏の100歳をお祝いしていました。
 出席者には山田家の歴史に関する「六部の話」と題する小冊子が配布されました。六部というのは六十六部の略で、山田家の先祖は鎌倉時代から江戸時代に流行した、全国六十六か所の霊場に一部ずつ納経するために書写された六十六部の法華経を納めに巡礼する行脚僧(あんぎゃそう)だったようです。ただ同家やお寺には史料が残されておらず、定住の時期は不明となっています。