米沢市議会3月定例会開会日の2月24日、中川勝市長をはじめとする市幹部職員や市議会議員らがきもの姿で出席する「きもの議会」が行なわれました。
「きもの議会」は、昭和54年2月23日の臨時会以来、今年で45回目を迎えるもので、米沢市の基幹産業として長年地域経済の発展に貢献してきた米沢織物業界の振興と活性化を支援しようと開催されてきました。
議員は議場に入る際、一人づつ会釈をして入場し、色鮮やかな和装の女性議員や袴姿の男性議員など、普段行われる議会とはちょっと違う雰囲気で議会に臨みました。
続く本会議では、中川勝市長が令和5年度市政運営方針を説明し、令和4年度3月補正や令和5年度の予算案など諮問1件、議案33件が上程されました。
中川勝市長は、「市政を預かり2期8年目を迎え、この間、市民の命と生活を守ることを最大の使命として捉え、邁進してきた」と述べ、新型コロナ、ロシアによるウクライナ侵攻による物価高騰、昨年8月の記録的豪雨など、大変厳しい年だったと振り返りました。
令和5年の新年度は、「ひとの安心な暮らし」、「ひとの育成・参画」、「ひとのつながり」の3つの重点的な取組を推進することを述べ、一般会計予算額としては、対前年度比で1億7千万円、0.4%減の406億2千万円を計上したことを説明しました。
3月定例会は、2月28日と3月1日に6会派による代表質問、3月2日に一般質問が行われ、3月23日に閉会日を迎えます。