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畑一面に咲く紅花を眺めて楽しみながら、紅花染め、紅花摘み体験、山形の郷土芸能など、米沢に咲く紅花の魅力を楽しむ「最上川源流よねざわ紅花まつり」(期間令和5年7月1日〜31日)のメインイベントが、7月16日(日)、米沢市関根にある米沢市山上コミュニティセンターを会場に開催されました。
江戸時代、紅花は紅餅などに加工し、染色や口紅の材料として京都に送られ、米沢藩を含む最上川流域の諸藩にとっては重要な産業だったという歴史と伝統を持つことから、現在、山形県は「世界農業遺産認定」に向けて取り組んでいます。米沢市もこのまつりを通して、独自の取組を展開しながら次世代への継承と地域社会・経済の活性化を目指そうとしています。
午前10時からのオープニングでは、米沢民謡一家が勇壮な太鼓でまつりに華を添えました。やまがた愛の武将隊、九里学園高校ダンス部などが、ステージイベントを繰り広げ、会場を盛り上げました。また紅花摘み体験、紅花染め体験、原方刺し子、竹あかりづくりなどの各体験ブースや、加工品・農産物、紅花販売などが行われたほか、昔遊びのコーナーなどで賑わいました。今年は、ミニ新幹線のコーナーが会場で走り、小さな子供の家族連れで人気コーナーになっていました。
同日午後5時30分からは敬師のこころライトアップコンサートとして、敬師太鼓推進委員会、やまかみ太鼓クラブなどが出演するコンサートが開催されました。