newtitle



画像04が表示されない

竹田 歴史講座

▲トップページへ戻る

表千家まこと会(米沢市)が4年ぶりに天然忌茶会




 表千家七世で「中興の祖」といわれる如心斎宗匠(じょしんさいそうしょう、号は、如心斎、天然)の遺徳を偲び、供養を行う第73回天然忌茶会が、9月10日、米沢市座の文化伝承館で行われました。主催したのは、表千家まこと会(鈴木宗雪会長)で、同会は昭和26年から毎年開催してきましたが、新型コロナの間は中止し、今回は4年ぶりの開催となります。
 供茶(点前)は、髙橋宗愛さんが務め、一つ一つの動作には緊張感と荘厳さがありました。
 如心斎(1705ー1751)は、侘びの伝統を失わず、千家伝来の道具の整理や七事式の制定を図るなど、現在の表千家流の茶の基礎を築き、47年の短い生涯の中で中興の祖と呼ぶにふさわしい功績を残しました。
 当日は約90人のお客様を迎えました。