山形県看護協会置賜地区支部(伊藤加代子支部長、白鷹町立病院勤務)は、9月10日(日)、米沢市木場町1にある萬霊山松原寺(越中谷恒道住職)で、「第9回松原寺チャリティー寄席」開催後に、無料の「まちの保健室」、健康相談教室を実施しました。
これは松原寺に対して、山形県看護協会から事業連携を提案して実現したもので、同寺の妻鳥紘明(めんどりこうめい)副住職は、現在、米沢市立病院で緩和ケアの非常勤職員として勤務していますが、米沢市立病院の元看護部長で、現在、山形県看護協会の若月裕子会長との間で、連携で合意したことによるものです。
松原寺では東日本大震災で被災を受けた方々へ義援金を送る目的で、震災後にチャリティー寄席を始め、収益金は仏教系の公益社団法人シャンティ国際ボランティア会に寄付しています。同会は、アジアの教育や文化事業を支援するほか、国内外の災害救援事業を行っています。
寄席が終わると、山形県看護協会置賜地区支部会員らが本堂の地下駐車場で準備された「まちの保健室」へ案内しました。血圧測定、体組成計、血管年齢測定を行い、データを印刷して、測定結果の説明と健康相談を行いました。お寺と看護の初めての事業連携に、注目と関心が寄せられました。