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米沢市中部地区、ご当地かるたで雪中かるた大会




 郷土、地域への愛着を深めてほしいと、米沢市中部地区内の名所や歴史、人物などをテーマにした「ご当地かるた」を用いた「第7回雪中かるた大会」が、2月4日、米沢東高校グラウンドで開催されました。主催したのは、米沢市中部コミュニティセンターで、当日は快晴に恵まれ、会場のグラウンドは除雪機で踏み固められました。
「ご当地かるた」は、平成29年、青少年育成中部地区民会議が1年かけて制作したもので、絵札が縦42㎝、横30㎝、読み札が縦21㎝、横15㎝の大きさで45組あり、地区内の商店や銀行・学校などに応募箱を設置し、約200句寄せられたものから40句が選ばれました。絵は地区内の児童が進学する米沢二中、四中生徒や同地区民会議のメンバーが手分けして、句の内容に合わせた絵を描きました。その中には、民法学者の我妻榮、松岬神社、上杉藩の牢屋があった元篭町など、地域の歴史に根付いたユニークな題材のかるたとなっています。さらに大会にはダミーかるたや、今年度寄贈された2種類のかるた(よねざわかるた、べにばなかるた)を混ぜて使用し、お菓子も拾える新ルールで行われました。

 今年の大会には、昨年より1チーム多い10チーム50人が出場しました。ルールは5人1組のチーム戦で、町内単位でチームを編成します。一度に読まれる句は2句で、雪中には本物のかるたとダミーのかるたが置かれて、かるたの上にスタッフがスコップで雪をかけて、一部分が見えないように準備しました。スタートの合図とともに、出場者は約50メートル離れたかるたが置かれた場所まで全速力で走り、かるたの上の雪を手で素早く払いながら、お目当てのかるたを探し当てると、ゴールに向かって走りました。かるたがすでに取られた場合はお菓子のバーがプレゼントされていました。
 かるた大会は2回行われて合計した得点で上位3チームに賞品が与えられました。第7回雪中かるた大会は、米沢東高校の「おがちー」が第1位に輝きました。

結果は、次の通り。
第1位 「おがちー」
第2位 「カラフルピース」
第3位 「スポ振」