第47回上杉雪灯篭まつり(主催:米沢四季のまつり委員会 主管:上杉雪灯篭まつり実行委員会)が、令和6年2月9日(金)〜11日(日)の3日間(2月9日はプレ点灯)、上杉神社周辺・伝国の杜一帯で行われました。現代の米沢の平和と発展に礎を築いた先人達に感謝し、「おしょうしな」のおもてなしの心で観光客を迎えながら、故郷を愛する心を醸成しようと開催されたものです。
今年は少雪から雪灯篭製作に使用する雪は、西吾妻スカイバレーから10トンダンプカーを用いて100台分ほどを2日間にわたり会場に搬入し、雪灯篭製作も当初の96団体154基から68団体75基に大幅に減らしました。
2月10日(土)午後5時からは、松が岬公園内の鎮魂の丘で、「鎮魂祭」、午後6時から伝国の杜ピロティで雪灯篭点灯セレモニーが行われました。
会場には、「キャンドルゾーン・愛のハートイルミネーション」、「会津絵ろうそくゾーン」、「夢プロジェクト〈竹あかり×ゆき×祈り2024〉」などが灯され、夕闇の中で赤々と灯されたロウソクやイルミネーションが白銀の世界に幻想的な光の世界を醸し出しました。
また「西部雪まつり 西部花火打上げ」は、今年は上杉雪灯篭まつりに合わせて開催され、2月10日午後6時40分から30分あまりにわたって、ベガスベガス米沢店の西側で、真冬の澄み切った空に向けて千数百発の花火が打ち上がり、観客からは「きれい」と歓声が上がっていました。
おまつり広場で行われたテント村物産展には、米沢市と姉妹都市や友好都市の飲食・物産の店舗が出店し、ラーメン、芋煮、米沢牛や海産物の焼き物などが提供されました。また「ステージイベント」が2月10日と11日の両日伝国の杜ピロティで行われました。
上杉雪灯篭まつり実行委員会は、2月14日、まつり期間中の入込数を発表し、プレ点灯に1,500人、1日目に45,000人、2日目に61,500人の計10万8千人(目標11万人)と発表しました。これは昨年を7,000人上回る人数となっています。
最終日の夕方のステージイベントには、紅白歌合戦にも出場したグループ「純烈」がサプライズ出演し、観客から好評を博しました。